リンスとトリートメントって??コンディショナー? 同じもの? 違いはあるの?
いつも行っている美容室では、トリートメント勧められるけどこれは何の効果があるの?
薄毛に効く医薬部外品とは?
トリートメントしませんか?と言われて断りにくい・・・
と言ったお声があるので、今回説明をしていこうと思います。
リンスとコンディショナー、トリートメントについて
リンスとコンディショナーは主に髪の表面をなめらかにするものです。髪のすべりをよくすることで、キューティクルの傷みを防ぎ、パサつきを減らします。リンスという言葉の意味は すすぐ という意味があります。
トリートメントは髪の内部に成分を浸透させて、髪の状態を整えるもの。髪の傷みをケアしたり、髪の質感をコントロールしたりするものなどがあります。リンス・コンディショナーの機能を併せ持つタイプがほとんどなので、シャンプーの後はトリートメントだけでも充分な仕上がりになりますよ。
実はリンス、コンディショナーとトリートメントの定義については、メーカー間で統一されているわけではありません。びっくりですよね。 商品の裏に表示されているのを見て確認するしかないです。なので今回成分についても書いていこうと思います。
リンス、コンディショナー、トリートメントの成分は陽イオンの界面活性剤が主な成分となっています。乳化剤、PPT、NMF、ハイドロトロープ剤(温度による粘り気の変化を安定させるもの)、油脂類が成分となっています。
ここで細かく説明していきますが、
乳化とは、混ざり合わない物質(液体同士)を分離させずに均一にするにさせる働きの事です。
PPTとはポリペプチドの事でアミノ酸が連なって構成される(ペプチド結合)成分ですのでタンパク質と構造が似ているので髪はタンパク質からできているのでなじみやすいとされています。
天然保湿因子は(NMF:Natural Moisturizing Factorの略で、ナチュラル・モイスチャー・ファクターと読みます。)は人がもともと持っている保湿成分で、皮膚の一番外側にある角質層で、角質細胞の中にあり、水になじみやすく水分を保持する力を持つ物質のことをいいます。
また、石油系界面活性剤(ラウリル硫酸など)が多く含まれていると、頭皮に必要な油分まで洗い落としてしまい、乾燥や炎症になってしまうとされています。
パラベン・強めの防腐剤 が多く含まれていると、頭皮のアレルギーや炎症を起こすとされていて
金属封鎖剤(キレート剤) が多く含まれていると、頭皮の脂肪の代謝が悪くなるとされています。
気になる方は、一度しっかりと診てもらってもいいかもしれませんね。
女性の薄毛で市販のシャンプーの効果
薄毛で悩んでいる方で、行きつけの美容室や皮膚科で勧められたシャンプーをもう1年以上使っていますが、あんまり効果がないそうです。
友達やネットからノンシリコンシャンプーがいいと聞いたのですが、ノンシリコンって何ですか?私の頭皮や髪に合ってますか? とよく聞かれます。
綺麗好きの日本人であれば、シャンプーは、多くの人が毎日行っています。しかしながら当院に来られているクライアントさんのほとんどが病院や美容室で勧められて購入したり、TVのCMで良さそうだからという気持ちでシャンプーを使っていらっしゃいます。
そして、ほとんどの方がシャンプーの後につけるリンスやコンディショナーに気を使いすぎて、シャンプーはあんまり重要に思っていない方が多いように感じます。
実はシャンプー選びが女性の薄毛対策で重要になってきます。
では、一体シャンプーはどの様に選んだらいいのでしょうか?
先ほども出てきたのですが、ノンシリコンシャンプーは薄毛の頭皮や毛髪に優しくて自然なシャンプーと思っていないでしょうか?
シリコンというのは、シリコンのコーティングが髪を覆い手触り感のアップや、ツヤを出してくれる効果があるからです。ツヤサラはここからきています。しかしながら最近では、シリコンが薄毛に対してよくないという事でメーカーがシリコンが入ってないものを作ってきています。
ただし、ノンシリコンで安心してはいけません。実は頭皮に良くない悪い成分が入っていることがあるので気をつけた方がいいですよ。
市販されているシャンプーには泡立ちをよくしたり、汚れをしっかりとるために、合成の界面活性剤が入っています。この界面活性剤は大きく分けることができます。
・高級アルコール:植物や動物の油脂を加工したものです。
・石鹸
・アミノ酸:天然由来のアミノ酸を加工したものです。
この3つの中で高級アルコールが合成の界面活性剤となります。このタイプは、製造コストが安くて泡立ちがいいので使う方にも評判がいいので、メーカーとしては好んで使う事が多いです。
では、合成の界面活性剤が毛髪と頭皮に良くないのでしょうか?
まず一つ目の答えとして、合成の界面活性剤は洗浄力が強すぎるからです。シャンプーに使われている合成の界面活性剤は食器洗いの洗剤と同じものですので、食器の汚れを落とす感じで薄毛で悩んでいる頭皮の皮脂を全て洗い流してしまうからです。
市販されているシャンプーには泡立ちをよくしたり、汚れをしっかりとるために、合成の界面活性剤が入っています。とお話をしたのですが、具体的に何が女性の薄毛に対してよくないのかを説明していきたいと思います。
今、ご自宅で愛用されているシャンプーのですね。裏面を見ていただいて、どの様な表示がされていますか?
この裏面のラベルに
- オレフィンスルホン酸Na
- ラウリルベンゼンスルホン酸Na
- ラウリル硫酸〜
- ラウレス硫酸〜
等があるシャンプーは薄毛で悩んでいる女性の方は使用しない方がいいかもしれませんね。
なぜ、いけないかというと、この成分がせっかく生えてきている毛髪の成長を遅らせたり、抜け毛しやすくなったりすからです。これが毎日使っていて日常的に頭皮に残っていたら、ぞっとしますね・・・そして残留塩素の多い水で洗い流していたら・・・ よくないです・・・
また最近多いのがですね、合成界面活性剤入りのシャンプーで洗いすぎて、頭皮に必要な皮脂も取り過ぎて頭皮の状態が悪くなる例も多くなっているようです。
当院のクライアントさんを診ていると、女性の薄毛で悩んでいる方は
シャンプーをしまくる か シャンプーをあまりしなくなる かのどちらかかが多いです。
私個人の意見としては、女性の薄毛で悩まれている方は適度にシャンプーをする事をお勧めいたします。
一部の自然派の方々が、シャンプーや身体を一切洗わない・・・
という方々もいますが、他の方に不快感を与えない程度であればいいかと思います。
頭皮や毛髪を洗わないと、頭皮が酸化して汚れが蓄積している状態というのは理解していた方がいいですね。
では、ここで逆にシャンプーに入っていて、いいものは次に述べているものです。
- カリ石鹸素地
- 〜グルタミン
- 〜アラニン
- 〜グリシン
等があります。
ここで成分表示をみるために含有率が多い順にラベルに書いてありますので、しっかりと見られたらいいですよ。
頭皮の環境によいシャンプーは アミノ酸のシャンプーがいいです。表示としては、ラウロイル〜 ココイル〜といった界面活性剤が書いてあれば、アミノ酸系のシャンプーと考えてもいいと思います。
ぜひ、ご自身で使われているシャンプーをしっかりと見てみるといいかもしれませんね。
また、ノンシリコンシャンプーについてお話をしていきたいと思います。
よく、シャンプーやヘアトリートメントの配合成分としてシリコンが話題になっていますが、一方でノンシリコンを全面に押している製品もありますが、これはノンシリコンシャンプーにした方が私の薄毛に効果があるのでしょうか?
という事をよく聞きます。
シャンプーにシリコンを配合する事によって、クシ通りが滑らかになって毛髪中の水分の量が維持されるのは間違いないのですが、シリコンは一時発ガン性があるとか、毛の穴の閉鎖によって毛髪の成長障害があるとされて大きな社会問題となっていました。
しかし、その後の研究によってそのような問題はないと立証されました。同じ様な働きを持つ天然由来の油脂でも、同様に問題はないと考えられています。
ノンシリコンシャンプーやノンシリコントリートメントは、この様な状況から出てきたもので、ノンシリコンという言葉に意味はないとされています。
ここでシリコンについて、詳しく説明をしていきたいと思います。以下は資生堂さんのサイトからの転載です。
一般的に「シリコン」と呼ばれていますが、正式には「シリコーン」と表記します。人気の調理器具シリコンスチーマーも、シリコーンを原料とする製品です。シリコーンは、酸素とケイ素と有機基からなる有機化合物で、熱や光に強く、柔軟性があり、通気性が高いなど、さまざまな特長をもっています。とても安全な素材のため、日用品や食品、工業や医療の分野などで幅広く活用されています。
シャンプーやコンディショナーなどのヘアケア製品にも配合されているシリコーン。その効果としては、洗髪やすすぎの際に毛髪どうしの摩擦を軽減すること、そして、つややしっとり感のような仕上がりの質感をコントロールすることなどがあげられます。また、シリコンは毛穴に影響はないのですか?という質問に
シャンプーに配合しているシリコーンは、非常に細かい粒子のため、毛髪に過剰に付着することはありません。また、コンディショナーの成分として毛髪に残ったシリコーンも、次の洗髪時には洗い流されるため、毛髪に蓄積したり、毛穴に詰まることもありません。よって、シリコーンが地肌や毛髪にダメージを与えるという事実はありません。
参考にされたらと思います。
医薬部外品
医薬部外品とは、薬事法第2条第2項に定義されているもので、条文中の第1号には「吐き気、口臭予防など」
「あせもただれ等の防止、育毛又は除毛」などの目的に使用されるもの、第2号には「殺虫剤、殺鼠剤」、第3号には
「厚生大臣が指定するもの」(染毛剤、パーマ剤などがあります。)です。
医薬部外品の効果、効能は?というと
人体に対する作用が緩和なもの、と薬事法で規定されています。主な目的は防ぐ事で治療ではないとされています。
薬用化粧品の効能・効果の注意として
化粧品として使用目的を持って、かつ効能効果の面においては化粧品と区別されています。
薬事法でいう化粧品は?
人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増して、顔を変え、又は皮膚もしくは毛髪を健やかに保つために身体に塗檫、散布、その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で人体ん対する作用が緩和なものをいう と定義されています。
化粧品、薬用化粧品の使用期間は?
使用期限が表示されている製品(適切な条件で3年以内で品質等に変化する恐れのある製品)であっても、開封後はできるだけ早く使用する。
使用期限が表示されていない製品は製造後3年以内では問題ないとされている。
全成分表示(化粧品)とは?
国民の健康を守るために導入されています。配合成分を表示する事で、使用者への情報提供を行うものです。医薬部外品では全成分表示は自主基準となっています。
化粧品配合禁止成分は?
・アミノエーテル型の抗ヒスタミン剤以外の抗ヒスタミン
・エストラジオール、エストロン又はエチニルエストラジオール以外のホルモン及びその誘導体
・塩化ビニルモノナー
・クロロホルム
・水銀及びその化合物
・セレン化合物
・ヘイドロキノンモノベンジルエーテル
・ビタミンL1およびL2
・ヘキサクロロフェン
・ホルマリン
・メチルアルコール
・上記以外に医薬品成分、生物由来原料基準に適合しない物
・第1種及び第2種特定化学物質
の34成分が指定されています。
また、リンス、コンディショナー、ヘアートリートメントにはカチオン(陽イオン型)界面活性剤が用いられています。これにより髪の状態をよくしています。