植毛法についてお話をしていきたいと思います。
植毛法には大きく分けて2つの方法があります。
1つは、釣り針式の植毛法です。これは、増毛する毛髪の先に釣り針のような鈎状のものをつけて頭皮の表面に引っ掛けておく方法です。しかしながら、現在は危険性を伴う割には、耐久性や効果がないという事で、日本で実施されるのはほぼ無くなったようです。昔はかなり行われていたそうです。
もう1つは、多く毛が生えている所から、直径5ミリ程度皮膚を切り取って、それを毛のない部分に移植する方法で、かなり広く行われています。手術は医師が原則として行います。
さらに、最近テレビのCM等でされている増毛術ですが、これについてもよく聞かれます。
増毛術は、比較的しっかりとした毛幹下部に、毛を巻きつけたり、接着剤で付ける事で、1本の毛を2本、または3本に増やす技術です。1本の毛を抜くのに50g〜80g必要です。
しかしながら、1本の髪の毛を3本にすると3倍の力が髪の毛にかかってきます。
シャンプーやブラッシングの時に少し力がかかると、抜けやすくなる様ですが、普通のシャンプーには耐えられそうです。
増毛術は、上手く成長期の毛髪に付ける事ができればいいのですが、終止期の毛に付けてしまうと数日で3本とも抜けていってしまいます。皮膚面ぎりぎりの毛幹部に、上手く付ける事ができれば、元の毛が5ミリぐらいまでは周囲に気づかれないと思いますが、それ以上になると他人に気づかれる可能性があります。
植毛法と増毛術を試してみたけども、何か怖くて・・・ 育毛剤を使用しようと思います・・・
と悩んでいる方も少なくありません。
育毛剤は、簡単にいうと、毛母細胞に栄養分がいけば、細胞が分裂を繰り返して成長をしていくので、毛髪が伸びるということを利用しています。
その1つの方法として、毛母細胞にきている毛細血管を広げて、、栄養分を運んでくれる血液の量を増やせばいいので頭皮の温度を上げたり、刺激を与えて毛細血管を広げるという方法があります。
しかしながら、最近の毛髪の宣伝を見ていると毛根まで届くと書いていますが、実は皮膚は水を体内に入れないという働きがあります。
当然、水に溶けている物質も入りません。また植物から抽出した成分だから届くとありますが、皮膚に入るのは油に溶ける物質を油に溶かした時だけです。それでも口から入る量の100分の1ぐらいしかないです。
このような事から過度に育毛剤に期待しないほうがいいです。最低6ヶ月は使用する必要があります。
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