髪の毛について

今回のテーマは髪の毛についてですが

皆さん、髪の毛 と聞いて思い浮かべる事はありますか?

多分、多くの方々は意識して過ごしている人は少ないのではないでしょうか?

髪の毛って何のためにあるのでしょうか?

髪の毛で人間の印象が変わる事が多いです。

人生が変わる と言っても過言ではない気がします。

でも、世間では髪についての情報はかなり少ないです。

髪の毛を知る事で、対策がきっとわかるはずです。

髪は、太陽の光である紫外線や熱から頭皮を守ったり、頭を守る働きがあります。

毛ができあがるのは、皮膚がつくられて、皮膚が変化して毛ができていきます。

毛は皮膚の表面にある毛芽と呼ばれる集合体を作ってそれが毛包となって、髪の毛の原型となります。

その一連の働きは、実は胎児の時に母親のお腹の中で行われているのです。

つまり、生まれる前から髪の毛の数は決まっているのです。

ここの所は、大変重要なので覚えておいてくださいね。

生まれてから、髪の毛の本数は変わらないのです。

 

人間の毛髪の本数

人の毛髪の本数は、平均で10万〜12万本あると言われています。体毛ですと約500万本あります。

平均的な毛の密度としては、1平方センチあたり頭頂部で300本、側頭部で200本ぐらいとされています。また、毛髪の成分は、ケラチンというタンパク質からできています。

たんぱく質 水 脂質 メラニン といった順に成分があります。

そのケラチンを作っているアミノ酸は18種類あります。

タンパク質はアミノ酸からなります。アミノ酸というのは構造からいうと、アミノ基とカルボキシル基からなっています。このアミノ酸が20個ほどつながったものをタンパク質といいます。

人間を構成している成分で1番多いのが水で約70パーセントでその次に多いのがタンパク質で約15パーセントです。

毛の成分であるタンパク質は、たくさんのアミノ酸からなっていて、18種類のアミノ酸が結合して作られています。

その中にシスチンといって、硫黄(イオウ)を含んだアミノ酸が多く含まれています。

髪の毛を燃やした際に何か、臭いがしますよね。この臭いです。

このシスチンが多く毛髪に含まれていて、これが髪の毛が硬くて丈夫で強い弾力性の原因となっています。

シスチンはまた、毛には多く含まれてますが、皮膚にはあまり含まれていません。

次に髪の毛の太さですが、日本人の平均的な太さは0.07ミリ〜0.08ミリです。

ひとそれぞれ、太い髪の毛があったり細い髪の毛があったりします。

欧米人の平均は0.05ミリ〜0.055ミリです。

また、よく直毛や縮毛の状態があるのですが、これはどの様な状態かというと毛の断面を見てみるとわかるのですが正常な毛の断面は、円形に近い形です。

実は、髪の毛の形態には3種類あります。直毛 縮毛 波状毛 です。

毛の毛根は、斜めに生えています。まっすぐ垂直に生えているのではありません。

直毛は断面が円形に近い形になっていて、まっすぐ伸びています。

縮毛の断面は楕円になっていて、毛がくるくる巻いているような感じになっています。

毛根の部分が変な方向にあったりします。

波状毛は、直毛に近いのですが、毛包(毛を包んでいるもの)が弓なり状になっています。

よく円形脱毛症が治ったあとに波状毛の様な毛が生えてくることがあります。

これは、毛包や毛根が悪影響を受けたからみたいです。

また、くせ毛ってどんな毛の事を言っているのですか?と聞かれるのですが

実は、くせ毛の程度についての基準があります。

断面の形を数値で表したのが毛径指数というのがあります。

毛径指数は、毛髪の短い径を長い径で割って100を掛けたものです。

この値で100に近いほど直毛になります。

例えば毛髪の短い径を、0.06ミリで長い径を0.75ミリとすると80となります。

硬い髪の毛や軟らかい髪の毛の基準は、太さが0.06ミリより太いが短いでみていきます。毛の寿命ですが、毛髪については男性で2〜5年、女性では4〜6年とされています。

毛の生えている場所によっても、毛の寿命は違ってきます。

毛の長さですが、1日平均0.4ミリ伸びていきます。つまり一年間に0.4ミリ×365日で146ミリですので、約15センチ伸びる計算になります。

これは、あくまでも平均です。人によって、環境や栄養状態で変化していきます。

1日に抜ける本数はどうなのでしょうか?

毎日、ご自宅のお風呂で髪を洗ったあとに、髪の毛がいっぱい詰まっているのを見てショックを受ける方も多いのではないでしょうか?

自然に抜ける本数は、50〜70本とされています。これもまた個人差がある話で、季節によってもかなり変わってきます。秋は抜けやすいですね。

夏場に海水浴で強い紫外線や日光を頭に受けてそれによって頭皮にダメージを受けて、その影響で髪の毛が抜けてしまう事が多いです。1日に100本以上毛髪が抜けてる方は注意をした方がいいかもしれませんね。

次に、頭皮について詳しい説明をしていきます。

頭皮の構造ですが、下の方から皮下組織 真皮 表皮 の順で構成されています。

表皮は、更に下から順に基底層 有棘層 顆粒層 角質層となっています。表皮は、基底層にある細胞が分裂をしてきて上に押し上げられていきます。

角層までくると、角化という現象によって垢やフケとなって剥がれていきます。

この工程が俗にいうターンオーバーです。

日数としては、30日と世間一般的に言われていますが

角質までの日数を合わせると45日ほどと言われています。

これらは諸説あります。

また、人種で髪の毛の色が違うのは、メラニン色素の違いです。メラニン色素は2種類あります。

ユーメラニンフェオメラニンからなります。

ユーメラニンはチロシンから生成されていて、黒人の方や黄色人種の方に多くみられます。一般的に黒いメラニンです。フェオメラニンは、チロシンとシスチンから合成されてできています。北欧の方に多くみられます。黄色や赤色に近い色です。

この2つのメラニンは、どの人種の方も両方持っています。この比率によって髪の毛の色が決まっていきます。住む地域によって、変化するみたいです。

頭皮についてですが、頭皮の皮膚は先ほどお話した通り

表皮 真皮 皮下組織からなっていて、表皮と真皮を合わせた厚さは約2ミリです。表皮は0.2ミリほどです。

健康な頭皮というのは、頭皮が全体に荒れた状態ではなくて透明感のある青白い色をしています。

例として例えるなら男子中高生で丸坊主にされている方の頭部の様な感じです。

その様な状態の頭皮は毛穴も、とても綺麗で皮脂量も正常です。

一方で頭皮が赤くなったり、皮脂が多く出ていたり、乾燥していたりすると頭皮の環境はよくないです。

まず、頭皮が赤くなっている方は炎症になっている可能性があります。

髪の毛を染めたり、洗浄力の強いシャンプー使ったり、常に痒いからといって掻いていると余計に炎症がひどくなってしまう傾向があります。

皮脂が多く出ていると、毛穴が詰まってしまって髪のトラブルの元となってしまいます。皮脂も全くないのはダメですが適量が重要となってきています。

また、乾燥しているのもよくないです。この様な方の頭皮をしっかりみると、いたる所で乾燥した細かいフケが見られている事が多いです。

いずれにしても、気になる場合は皮膚科への受診をお勧めいたします。

しかしながら通常の頭皮のトラブルは、正しいシャンプーや正しい頭皮で予防できます。

後の章で、しっかりとシャンプーについて詳しく説明をしていきたいと思います。

次にフケですが、フケの種類には大きく分けて2種類あります。それは、乾燥性のフケと油性のフケです。

どちらも栄養不足が原因とされています。ヘアサイクルについてですが 通常正常な髪の毛は、成長期・退行期(移行期)・休止期となっていきます。

これは男女ともに同じサイクルです。

成長期は男性で3年〜5年。女性で4年〜6年。これは毛髪全体の80〜90パーセントの割合です。

つまりヘアサイクルのほとんどが、成長期の状態となっているのです。次に退行期(移行期)ですが、これは毛髪の毛球部が小さくなってしまっている状態です。この状態は、細胞分裂は停止してまっています。

この期間は文献や研究者によって意見が分かれる所ですが

約1ヶ月ほどと考えていいと思います。

休止期ですが、この状態は毛髪が毛包に留まっている期間です。3〜4ヶ月ほどです。毛髪全体の15〜20パーセントといわれています。細胞分裂をし始める状態です。自然な抜け毛は、この休止期に起こる事が多いです。この時の抜けてしまった毛根をよく見てみると、マッチ棒の先の様な形をしています。ですので、棍棒毛と呼ばれています。

一方で、簡単に抜けてしまう毛を同じ様に見てみると先が薄くなってしまっています。この状態の毛を萎縮毛と呼びます。

 ここで髪の毛で大事な細胞についての説明もしていきますね。

 

毛髪の中でも重要な細胞についてですが

毛髪において全ての細胞が大事ですが特に毛髪を育毛したりするシャンプーや育毛剤を作っているメーカーが重要視している細胞や部位についてお話していきます。

テレビの宣伝等で聞いた事があるものもあるかもしれませんね。

毛母細胞・毛乳頭  毛隆起(バルジ)があります。毛乳頭には、毛乳頭細胞があります。その細胞は、毛髪の成長を促して調整する働きがあります。毛球の内部には、毛母細胞があって、毛乳頭を囲んでいます。毛母細胞は細胞分裂を繰り返しながらも毛孔から毛髪が出てきます。

次に大事なのが、毛隆起ですが膨大部とも呼ばれています。その名の通り、膨らんでいる状態になっています。

この膨大部は、幹細胞があるとされていて、この部分がなくなってしまうともう2度と毛が生えてこないと言われるくらい重要な場所です。ですので、しっかりとケアが大事になってきます。

また、稀に髪の毛に白い物がついてたりします。

髪の毛に付いている白い物には大きな原因が2つ考えられます。

 

髪の毛についている白い物

女性の場合ですが、3つ編みとかポニーテールの様な毛髪の一部分に力が入る、引っ張られるようなヘアスタイルを続けているためです。

この場合には、皮膚の中で毛幹の部分に毛包の一部が切れてついたまま髪の毛が成長して、毛髪が皮膚面から出てきた際毛髪を取り囲むように白い点のようなものができます。

これをヘアキャストといいます。

また、スプレーかす が原因となる事もあります。

また、髪の毛のトラブルで多いのが毛髪縦裂症(枝毛)です。

毛髪の先端が縦に裂ける状態で、毛の乾燥のしすぎが主な原因とされていましたが、形状から他の原因とあるとされています。

それは毛先が小さく裂けて広がったケースが多いです。

これは、美容室でのカットの仕方が原因かもしれません。

いずれにしても、保湿効果のあるトリートメントやヘアクリームで保護するようにして、髪の毛をカットをする時にはよく切れるはさみやレザーを使えば予防できます。

裂けてしまった毛はその部分より少し根元に近い所でカットして、それ以上進行しないようにするといいです。

 

ヘアスタイルを、髪に力が入らない感じにすればいいですよ。

もう一つは、白い点はアタマジラミの卵の可能性があったりします。

しっかりと髪の毛を見ていると、釣鐘状の卵がしっかりと付いているのが確認できます。

アタマジラミの場合ですと、成虫を駆除しないといけません。

薬局・薬店で自由に買える スミスリンL(成分:フェノトリン)で毛の生え際に十分いきわたるようにシャンプーをして1日1回、2〜3日後にまた行っていって、3〜4回繰り返していけば ふか後の成虫の産卵前に退治できますから、完全に根絶ができますよ。

また、髪の毛をケアするには、ブラッシングと言われていましたが、最近の研究では、デメリットがあると考えられます。

頭皮に対して、ナイロンなどの材質で毛先を丸ていないのもを使用した場合には傷をつける事になってしまいます。

ヘアブラシには種類があります。

4種類

ハーフブラシは、普段のブラッシング向き。

ロールブラシは、ブローやスタイリング向き。

クッションブラシは、髪の毛が傷んでいる向き。髪に負担をかけない。

ベントブラシ(スケルトンブラシ)は、天然パーマやロングヘア向き。

があります。お気軽にご相談ください。

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