女性の方で どんどん髪が薄くなってきている気がする・・・まだ30歳なのに・・・髪が傷んでる・・・
という事を聞きました。髪が傷んで薄毛になってしまうのは
女性の場合、髪が傷むには原因がありまして
ヘア・アイロン ドライヤーの熱 ブラシによる摩擦 強い紫外線 を浴びている 等があります。それぞれ説明していきますね。
薄毛の原因
ヘア・アイロンは毛髪に直接高い温度を当てるので、切れ毛、断毛が多く発生してしまいます。
日本毛髪科学協会のデータによると 毛はヘア・アイロンによって150℃になるほど毛はダメージを受けて加熱の時間が長くなるほど損傷が大きくなるようです。ヘア・アイロンは120〜140℃の範囲で使用する事が毛髪の損傷をより少なくできると分かってきました。また、ご家庭で使われるドライヤーを高い温度で使用しているとタンパク質が熱によって変化してしまい、毛がもろくなってしまいます。ですのでドライヤーを使われる際は20センチ以上離してから使用されるのをお勧めします。
また、おしゃれに敏感な女性でブラッシングやシャンプーのしすぎによって毛髪を傷めてしまう事も多いです。ブラッシングの回数を減らしたり、ブローローションを使う事もいいです。シャンプーをする時には擦らないで、軽く頭皮を洗う感じが大事になってきます。よく当院でも
薄毛で悩んでいるのですが、どのブラシを使うといいのですか?と質問をいただくのですが
ずばり 猪(豚)の毛 ポリエチレンのブラシ ナイロン製のブラシ の順でいいですね。なので 猪(豚)の毛のブラシを使うのがいいかと思います。
夏場に海に行って、楽しんだあとに毛がパサついた経験とかないですか?
これは、強い日差しである紫外線が毛髪の表面にある毛小皮が損傷したり、メラニン色素が減少したからです。プールに入ったりしても強い塩素の影響で毛髪がパサついてしまいます。この塩素はご家庭でも使用されている水道水にも含まれているのでシャワーヘッドを塩素を抜くものに変えたりするのがいいと思います。
当院でも水道水に含まれる塩素の実験は前回のブログでしているので興味ある方は見てもらうといいかもしれません。
髪が薄くなってきて、髪の傷みがある方は参考にされるといいかもしれませんね。
薄毛とストレス
ストレスと女性の薄毛はとても関係があります。
ストレスで薄毛が進行する原因は、様々な原因が重なり合う事が多いです。
男性で説明すると
男性ホルモンが関与する薄毛がAGAです。
AGAは、毛乳頭や皮脂線に存在する 5αリダクターゼ という酵素が男性ホルモンの一つである、テストステロン と一緒になって DHT(ジヒドロテストロン) というホルモンとなり、これが頭部の毛根の根元にある毛母細胞の発毛を邪魔する事で起こる事だと考えられています。
テストステロンは、男性の声変わりや筋肉量などにも関与しているみたいです。
個人によって違いますが、女性の薄毛の場合、ホルモンと関係はあまりないように感じます。
また、人間はストレスがかかると代謝機能が低くなって血流が悪くなってしまいます。その結果、手足の血行も悪くなってしまい、頭皮の血行も悪くなります。
ストレスがなくなれば、薄毛が回復するのか? というわけではありません。そこが薄毛の難しい所でもあります。
このストレスと同じぐらい大事なのが、サーカディアンリズム です。 これは、簡単に言うと人間の体内で24時間で繰り返される生理現象の事です。
このサーカディアンリズムは 血圧 体温 ホルモン分泌 睡眠 と関係があります。現在、色々な人間の身体の病気の原因ではないかと言われているのが、このサーカディアンリズムが乱れる事が原因と言っている研究者もいます。
毛髪が最も成長する時間は 22時〜2時の間と言われています。
この時間帯に質のよい睡眠の中にあるかどうかで髪の成長のスピードが変わるため、睡眠不足や夜更かしは、髪にとってよくないです。睡眠不足が女性の薄毛に関与していると考えられます。
当院のクライアントさんを診ていると、薄毛で悩んでいる女性の方々の生活習慣や頭皮ケアに問題があるように感じます。
食生活で、糖質(炭水化物) が多くタンパク質(肉や魚)が少ないと髪の毛の栄養が悪くなってしまします。
前にも述べましたが、毛髪はタンパク質のケラチン からできています。 つまりアミノ酸から構成されています。
ですので食べ物でタンパク質を多く摂ったり、シャンプーでアミノ酸系を使うのは大変重要な事なのです。
当院の女性の薄毛の治療としては 全身調整 鍼 気功 をします。そしてご自宅での 食生活改善 シャンプーの仕方 ヘアケア を中心に早期にあなたの薄毛が改善する様に全力を尽くします。
お気軽にご相談ください。